丸岡触媒®
京都大学大学院 丸岡啓二教授が開発した不斉相間移動触媒「丸岡触媒®」は、キシダ化学が商標登録を行っているキラル有機触媒です。本触媒および関連特許技術を基盤に、天然には存在しない多様な置換基・置換様式を持つ非天然型α-アミノ酸を、高品質かつ安定的に提供しています。
これらの非天然型アミノ酸は、創薬研究やライフサイエンス分野において、薬効向上や代謝安定性の改善、水溶性向上など、物性最適化に貢献します。
また、プラントスケールでの製造を見据えた合成ルートを確立し、カタログ品に加えてカスタム合成やバルク供給にも対応。国内CMOとの連携によりkg〜tスケールでの製造やGMP対応も可能です。

非天然アミノ酸合成技術について
グリシン誘導体に対し、丸岡触媒®存在下、温和な条件で求電子剤と反応させることにより、高い光学純度で天然には存在しない置換基を有するα-アミノ酸が合成可能です。一置換のみならず二置換の非天然型アミノ酸も合成可能であり、触媒を使い分けることにより目的物の立体化学を制御できます。

カスタム合成のご提案
丸岡触媒®を用いた不斉合成技術を基盤に、高品質な非天然型アミノ酸を安定的に提供。研究段階から製造フェーズを見据えた供給体制で、創薬研究における分子設計の選択肢を広げるソリューションを展開しています。

- *1:さまざまな置換基を立体選択的に導入(モノ, ジ置換体)
- *2:ご要望に応じた保護基の導入(Fmoc, Boc, Z, など)
- *3:エステル体での提供も可能
- *4:光学純度保証いたします
- *5:ジペプチドなどの誘導体の合成も承ります
新型丸岡触媒®の販売開始
ジブチル丸岡触媒®(新型丸岡触媒®)は、高収率かつ高立体選択的に非天然型アミノ酸を合成できる触媒です。従来の第一世代触媒と比較して触媒活性の向上とコスト低減を実現し、実製造レベルでの使用にも対応します。
少量使用(0.05–0.5 mol%)で非天然型置換基を効率よく導入できるため、創薬研究からスケール製造まで幅広い用途で活用可能です。