私たちは「試薬」を通じて、お客様の夢の実現を支えてまいりました。
そして今、世界のグローバル化は目ざましく、
夢の実現にはボーダーレスな視点と機能が必要になっています。
キシダ化学はこれまで培ってきた技術、経験、ネットワークを活かし、
世界に目を向け、活動の場を海外へ広げることでより広く社会に貢献していきます。
キシダ化学の歴史と事業の象徴「カメレオン」。
様々に体色変化できる特性を、多様な分野で社会的役割を
担っている様子になぞらえ、グラデーションで表現しました。
「キシダ化学は様々なカタチに変化する」という
可能性と多様性をイメージしています。
岸田商店を創業
岸田龍之助が創業。「試薬とともに生きていこう」という決意のもと、大阪市中央区豊後町に誕生。
カメレオン印商標の誕生
「医学の父」と称されたヒポクラテス印を1925年から商標として使用していたが、誰が見ても分かりやすい商標をつくろうと、「カメレオン印」が誕生。
中国・満州向け輸出開始
大連の福音洋行と直接取引を開始。満州向けの輸出業務を開始。業界に先駆けての意欲的な海外市場進出の試みで注目される。
合資会社岸田商店を発足
1930年以後からの「商いのひろがり」にともなう、事業規模の拡大に備えて、12月に「合資会社岸田商店」を発足。
大連・朝鮮出張所を開設
12月、大連市弥生町に所在する中田商会内に開設。翌年6月には朝鮮出張所を京城府本町(現在:ソウル)に開設。外地市場への進出を活性化。
自社製品カタログ初版の発行
品質を保証する「品位表」を明示することを要求されたことをきっかけに、営業ツールとなる「自社製品カタログ」の初版を発行。
大和田工場を開設
12月、京阪電鉄沿線の大和田駅近く(門真市常称寺町10番2号)に、当社初の試薬製造・精製拠点となる「大和田工場」(後の大阪工場)を開設。
岸田化学薬品株式会社を設立
6月7日、「合資会社岸田商店」から、新たな法人組織「岸田化学薬品株式会社」を設立。
キシダ化学株式会社へ商号変更
5月、「岸田化学薬品株式会社」を改め、「キシダ化学株式会社」と社名を変更。
東京出張所を開設
10月、東京都中央区日本橋本町に東京出張所(現在:東京支店)を開設。
有機微量元素分析用標準試料がテストに合格
6月、前年9月に試作を開始した有機微量元素分析用標準試料(アセトアニリドほか30点)が、京都大学を中心とする元素分析懇談会委員会のテストに合格。
創業60周年
1月、創業60周年を迎える。『キシダ化学六十年の歩み』を発行。
三田事業所を開設
8月、兵庫県三田市に自社製品製造の主要拠点として、三田工場を開設。
徳島工場を開設
6月、徳島県阿波市に電池材料の研究開発、および研究~量産スケールまで幅広い生産対応が可能な徳島工場を開設。
阪神淡路大震災により
本社(道修町)が被災
ケミカルバンク事業の開始
海外製薬メーカーからの委託を受け、三田事業所にてケミカルバンク事業を開始。
当社初の電池材料カタログ発刊
1992年から販売している「電池材料製品」のカタログ初版を発行。
つくば事業所を開設
ケミカルバンク事業の主要拠点として、茨城県稲敷郡に事業所を開設。業界初の創薬支援企業を目指す。
創業の地に新本社ビル竣工
本社ビルを新たに竣工し、本社を道修町から中央区本町橋に移転。
新東京支店ビルを竣工
東日本における事業拡大のため、江東区新大橋に東京支店を移転。
ケミカルライブラリー事業の開始
住商ファーマインターナショナル株式会社よりケミカルライブラリー事業を継承。その後、キシダオリジナルビルディングブロック(K-BB)の販売を開始。
日本製薬工業協会を通じて J-CLIC事業を受託
16社の国内製薬企業が10数万種類の化合物ライブラリーの溶液を共同購入した創薬コンソーシアム「J-CLIC」にて、化合物調達窓口、溶液化及びプレート化業務を受託。
つくば事業所の二期工事を竣工
ケミカルバンク事業における、保管量拡大のため新規竣工。
非天然型アミノ酸事業を開始
長瀬産業株式会社より非天然型アミノ酸製造販売事業を継承し取り扱いを開始。
J-PUBLIC事業を開始
多様性ある化合物ライブラリーの共同管理・利用を行う「J-PUBLIC」が所有する粉体約44万化合物の保管管理及び秤量業務を受託。
ペプチエイド株式会社に出資
ペプチエイド株式会社が実施する特殊ペプチドを用いたCovid-19治療薬の開発プロジェクトへ参画。
中国・上海市に現地法人を設立
凱希達化学(上海)有限公司を設立し、9月21日より事業を開始。
オンサイトでのラボサポート業務の受託
中外製薬株式会社の中外LSP横浜にてオンサイトでのラボサポート業務を受託。
創業100周年
1月、創業から100年を迎える。