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PG-008 Wnt3a代替ペプチド(β‐カテニン経路アゴニスト)
Wnt3aと同様の機能を持つ、完全化学合成ペプチド


PG-008は、FrizzledならびにLRP5/6に対する選択的な結合性をもつ2種類の環状ペプチドのヘテロダイマーで構成されます。 Wnt3aと同様にWntシグナルのβカテニン経路に対するアゴニスト活性を示します。


HEK293細胞におけるTCF-LEFレポーターアッセイ(ルシフェラーゼ)を用いて、リコンビナントのWnt3aとPG-008の活性を比較した結果、PG-008はより低濃度で強いレポーター遺伝子を活性化させ、Wnt3aよりも優れたアゴニスト活性を持つことが示されました。 (上左図)
更に、iPS細胞から胚体内胚葉への分化誘導において、CHIR99021、リコンビナントWnt3aならびにPG-008を用いた場合での分化誘導効率を比較しました。その結果、リコンビナントWnt3a(50 ng/mL,約1.3 nM)を使用した場合、分化誘導効率はおよそ60%でした。一方、PG-008およびCHIR99021を使用した場合、98%以上の効率が得られ、PG-008は1 nMの低濃度でCHIR99021を3 µM使用した場合と同等の分化誘導効率を示しました。(上右図)
製品概要
製品形態 | 凍結乾燥品 |
保管条件 | -20℃以下 |
純度 | 95%以上(HPLC) |
分子量 | 5099.63 (Acetate) |
価格
10 ug | \50,000- |
100 ug | \210,000- |