ROSFluor™ Series(活性酸化種応答性蛍光プローブ)
Diaminofluorescein-2(DAF-2)

HPF (hydroxyphenyl fluorescein) および APF (aminophenyl fluorescein) は活性酸素種 (reactive oxygen species, ROS) の中でも強い活性を持つ hROS (highly reactive oxigen species) を検出できる試薬です。ヒドロキシラジカル (・OH) およびパーオキシナイトライト (ONOO-) のほか、APF は次亜塩素酸 (HClO) とも反応します。その他の活性酸素種等 (O-・2 , H2O2 , 1O2 , NO) とはほとんど反応しません。生細胞の培地中に添加することで、細胞内で発生する hROS を緑の蛍光として検出できます。励起光による自動酸化 (autooxidation) がほとんどないため、取り扱いが容易で信頼性の高いデータを得ることができます。
NiSPY-3

蛍光法によるニトロ化ストレス検出試薬です。活性酸素検出試薬として用いる場合、NiSPY-3 は活性酸素種(・OH, O2-・, H2O2, 1O2, NO 等)の中でもパーオキシナイトライト(ONOO-)に特異的に反応し、蛍光強度が大きく増加します。ヒドロキシラジカル、一重項酸素、過酸化水素、次亜塩素酸イオン、一酸化窒素、スーパーオキサイドでは蛍光強度が増加しません。生細胞でのイメージングにご利用いただけます。
OxiORANGE

ヒドロキシラジカル (・OH) および次亜塩素酸 (HClO) と反応してオレンジ色の蛍光を発する蛍光プローブです。赤に近い蛍光波長を持つため、GFP や Hoechist 33342 などの蛍光と区別することが可能です。
正電荷を持つためミトコンドリアに局在しやすい性質があります。光褪色にも強く、生細胞のイメージングに最適です。
製品ラインアップ
型番 | 製品名 | 容量 | 価格(税抜) | 用途 |
---|---|---|---|---|
SK3001 -01 |
Hydroxyphenyl Fluorescein (HPF) |
1mg (DMF溶液) |
\35,000 | 酸化ストレス (ROS) 検出用蛍光プローブ |
SK3001 -02 |
1mg(固体) | |||
SK3002 -01 |
Aminophenyl Fluorescein (APF) |
1mg (DMF溶液) |
\35,000 | 酸化ストレス (ROS) 検出用蛍光プローブ |
SK3002 -02 |
1mg (固体) |
|||
SK3003 -01 |
NiSPY-3 | 1mg | \40,000 | ニトロ化ストレス検出用 蛍光プローブ |
SK3004 -01 |
OxiORANGE™ | 100nmol ×5 |
\49,800 | 酸化ストレス (ROS) 検出用蛍光プローブ |
SK3006 -01 |
HySOx | 20μg × 5 |
\49,800 | 次亜塩素酸 (HOCl) の 特異的な検出に |
SK3007 -01 |
HYDROP™ | 30nmol × 3 |
\39,800 | 過酸化水素の 特異的な検出に |
SK3008 -01 |
HYDROP-EX™ | 30nmol × 3 |
\39,800 | 過酸化水素の 特異的な検出に |