GlycoFluor™ Series(グリコシダーゼ応答性蛍光プローブ)
GlycoYELLOW-βGal

β-ガラクトシダーゼ検出用の蛍光基質です。β-ガラクトシダーゼで分解される前はほとんど蛍光がなく、分解後に強い蛍光が検出されます。
lacZ レポーター遺伝子を導入した細胞や組織の蛍光観察、選別のほか、細胞老化によって活性化する SA-β-Gal の検出にも使用できます。
GlycoGREEN-βGal

β-ガラクトシダーゼ活性を蛍光で検出するための蛍光プローブです。最初は蛍光のない物質ですが、ガラクトシダーゼと反応して緑の蛍光物質を生成する蛍光基質です。膜透過性がありますが、反応後は細胞内の構造と弱く相互作用するため、細胞内に留まりやすくなります。また、毒性が極めて低いことから細胞機能への影響を最小限にしながら、生細胞のガラクトシダーゼ活性のイメージングに最適です。
遺伝子発現レポーターとしての lacZ の発現解析や、がん細胞マーカーとしての β-ガラクトシダーゼ活性の検出、また細胞老化によって上昇する β-ガラクトシダーゼ活性 (SA-β-gal) の検出などにご利用いただけます。
TokyoGreen-βGal

TokyoGreen-βGalは、細胞膜透過性の β-ガラクトシダーゼ検出用の蛍光基質(9-(4′-methoxy-2′-methylphenyl)- 6-(β-D-galactopylanosyloxy) -xanthen-3-one)です。 TokyoGreen-βGalは生細胞中に取り込まれるため、細胞の溶解、固定化が必要なく、 lacZ 遺伝子をマーカー遺伝子とした遺伝子導入法の検討、導入遺伝子発現のコントロール、クローニング細胞のセレクションに有用です。
製品ラインアップ
型番 | 製品名 | 容量 | 価格(税抜) | 用途 |
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GC601 | GlycoYELLOW™-βGal | 50μg × 10 | ¥65,800 | β-ガラクトシダーゼ活性検出用蛍光基質 |
GC611 | GlycoGREEN™-βGal | 30nmol × 5 | ¥43,800 | SK4001-01 | TokyoGreen®-βGal | 1mg | ¥33,000 | SK4002-01 | TokyoGreen®-βGlu | ¥22,000 | β-グルコシダーゼ検出用蛍光基質 |