細胞数測定用WST-8
WST-8 を用いた細胞毒性・増殖測定キットです。1ボトルタイプで、細胞培養液に加えてインキュベートするだけで、簡便に生細胞数を測定することができます。
(WST-8は同仁化学研究所から特許が出されており、弊社ではその許諾を得て販売しております。)
使用試薬
コード | 品名 | 品位/用途 | 容量 | 価格 | |
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260-96162 | 冷蔵 | WST-8 キット | 細胞数測定用 | 2500回用 | 37,800 |
260-96160 | 冷蔵 | WST-8 キット | 細胞数測定用 | 10000回用 | 102,000 |
使用方法
- 各ウェルに100μlずつ培地を分注し、細胞浮遊液を希釈しながら添加する。
- 炭酸ガスインキュベーター内で前培養する。
- 細胞数測定用WST-8キット溶液を、各ウェルに10μlずつ添加する。
- さらに約4時間培養する
- 450nmの吸光度を測定する。
WST-8キットと[3H]-チミジンとり込み法との関係
細胞数測定用WST-8キットを用いた細胞数と吸光度との関係
使用細胞 | HeLa,HL60 |
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呈色時間 | 3時間 |
測定波長 | 450nm(参照波長650nm) |
使用培地 | HeLa DMEM(10%牛胎児血清含有) HL60 RPMI(10%牛胎児血清含有) |
使用上の注意
- フェノールレッドを含む培地も使用可能です。
- 細胞の種類及び数によって発色感度が異なるので、検討のうえ使用してください。
- 呈色後、以下の方法で反応を停止できます。(反応停止後24時間以内に測定してください。)
(1)マイクロタイタープレートを4℃に冷却する。
(2)0.1M-塩酸を10ml添加する。
(3)1w/v%-SDSを10ml添加する。 - キット溶液は、4℃保管、長期保存は遮光のうえ-20℃で保存すること。
(1)解凍は、室温放置もしくは37℃以下の温水で行なってください。
(2)解凍後、頻繁に使用する場合は遮光のうえ4℃で保存し、早めに使用してください。
(3)凍結・解凍操作は、なるべく繰り返さないでください。